MEO対策やGoogleビジネスプロフィール(マイビジネス)の概要だけ把握できれば更に専門的なMEOのアルゴリズムや仕組みについての知識や情報量までは求めていない(端的に概要が理解できれば良い)というビジネスマンや店舗オーナーのほうが実は多いのではないだろうか。そういったニーズにお応えし、実務には影響しないであろうマニアックで小難しい部分は端折り、短時間でMEO上位表示に重要なアルゴリズムが何か(どこを留意しておけば良いかだけ)を要約してお届けできればと思います。
ローカルパックとは?
先ず、GoogleMapで「新宿 焼肉」または、新宿にいるユーザーがモバイル端末で「焼肉」と検索すると検索結果の上部にはそのエリア周辺にある焼肉店(のGoogleビジネスプロフィール情報)が地図情報と共にズラッと表示されます。
しかし、通常のGoogleの検索結果ではローカルパックといわれる上位3位までのビジネス情報が表示され、4位以下のビジネス情報はユーザーが「更に表示」ボタンをクリックする事で展開表示される仕組みとなっています。つまりローカルSEOでは3位までに表示されるか4位以降となるかで効果には大きな差が生まれることとなります。
MEOで上位表示させるには?
GoogleMap(ローカルSEO)の順位表示アルゴリズムにはいくつかの要素があります。
1つは検索した場所(モバイル端末)からの(距離の)近さですが、それだけではありません。
GoogleMapに掲載されるGoogleビジネスプロフィールの情報が正しい表示となっているか。
Instagramやfacebookなど利用者数の多い主要プラットフォームでもビジネス情報があがっているか(話題にされているか)知名度や各サイトで記載されている情報の統一性=サイテーションも重要視されています。
また、ビジネス情報の更新頻度(フレッシュネス)や情報発信頻度、ユーザーから投稿された口コミへの返信率など様々な要素を総合してMEOの表示順位が決まっています。
つまりGoogleビジネスプロフィールの情報が正しく定期的に更新されているかがMEOの順位に影響を与える(重要なアルゴリズム指標)ということとなります。
実際にはそれ以外にも様々なアルゴリズムが働いていますが、ポイントとしてはそれくらいを抑えておけば良いでしょう。
逆にタイトルにキーワードが含まれているかなどGoogle検索におけるSEOアルゴリズムとは全く別の考え方が採り入れられています(MEOでタイトルに敢えてキーワードを入れようなどと操作すればGoogleによって修正され表示順位にマイナス影響を与えることもありますので注意が必要です)
Googleが公開しているMEOランキングの改善方法とは?
Googleはビジネスプロフィール公式ヘルプ内でMEOランキング対策のヒントに少し触れています。
「Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法」を参照下さい。
シンプルに考えると、Googleのポリシーは「ユーザビリティの高いサイトや情報を検索結果に表示させユーザーに提供すること」です。
Googleビジネスプロフィール(MEO)対策を行うことが結果的にユーザーに正しい情報(有益な検索結果)を常に提供することとなり、それがGoogle側のポリシーとも合致することでビジネス情報の表示順位も優先して表示されるというロジックと言えます。
つまり、MEO対策(ローカルSEO対策)≒GoogleMAP対策≒Googleビジネスプロフィール対策は全て連動しているのです。
MEO対策会社のサービスレベルや品質もピンキリに
MEO対策自体は2013年頃からSEO会社などから提供されていますが、当初はどこの会社もMEO対策=GoogleMapで上位表示!という単純な内容が主流でした。中にはタイトルにキーワードを含めたり、繰り返したり、Googleで禁止しているような手を使って無理やり上位表示させる会社もありました。
数年が経過しGoogle側もアルゴリズム改変やスパム関知システム等で取り締まりを強化したことによって悪質な企業は市場から淘汰されつつありますが、入退出も多く、一部ではまだイタチごっこが続いています。
対策の中身はどうあれ、大小問わず数多のMEO対策会社が市場参入することで、Googleビジネスプロフィール(当時はGoogleマイビジネス)対策を行うお店も増えていきました。
それに伴い、特に新宿や渋谷、池袋、横浜など激戦区のエリアでは上位表示の難易度も徐々に難しくなっています。
最近では「GoogleMap上位表示」よりは、ユーザーメリットを最大化できるGoogleビジネスプロフィールの情報更新や口コミ返信の一括管理を行いつつ、結果的にMEOでの上位表示につながるというサービス提供の仕方に時代と共に変化してきています。
よって、MEO対策企業がそれぞれで提供しているサービスにおいて、彼らがGoogleのアルゴリズムを的確に採り入れ対策を機能やサービスとして担保できているかどうか、
つまりMEO対策優良企業(会社・代理店)であるかどうかを見極める必要があります。
サービスの中身が伴ってこそ初めてクライアントがユーザーに提供するビジネス情報のユーザービリティも高まることに繋がり、結果として効果が得られるのではないでしょうか。
先ずはMEOを専門で対策する企業の中でも無料で相談に応じてくれるところにどういった情報が聞けるかをヒヤリングしてみても損はないと思います。