MEO対策優良企業総合ランキングベスト5ランクイン企業・サービス概要
Googleビジネスプロフィール一括管理ツール「Canly」
分析・総合評価
総評
創業間もないながら大手ベンチャーCPからの出資を受け資本金準備金は大手並。導入企業にも業界問わず大手が含まれており信頼性も担保。技術職の採用に特に力を入れており他社との差別化とシステム面での強化を同時に図っている。機能面ではチェーンストア向けに自社運用を想定し、社内承認フローを加味した柔軟な権限管理が可能。企業HP連携機能など他社には見られない特徴的な機能を盛り込む。
各項目定性コメント
※各6項目毎の評価分析指標(何を以て評価指標としているか)はこちらを参照
実績
導入施設数は約25,000店舗と他を圧倒。導入企業も業界問わず大手企業(大手チェーン)を複数抑えていることが店舗数に反映されている。
同社公式HPより参照
https://jp.can-ly.com/
信頼性(企業規模/従業員数/資本金)
2018年創業。資本準備金4億強と規模としては大手と比較しても遜色ない規模。一方で業界での事業展開年数ではどうしても老舗企業には及ばず従業員数の採用も現在進行系で増やしている状況というのが伺える。
株主にはジャフコの他、創業者(共同代表)の出身企業となる大手商社、大手銀行系のベンチャーキャピタル、ソフトバンク系AIベンチャーなど錚々たる顔ぶれとなっており同社への期待度が理解できる。
機能性(サービス内容)
Googleビジネスプロフィールの登録編集とMEO順位向上施策の他、自社ホームページとの連携機能が特徴的。口コミ返信やSNS連携など販促集約面での機能は上位他社に比べるとやや不足している感はある。どちらかというと導入企業側での自走をメインとした設計が伺え、導入企業側に専門部署やリソースが用意できる場合は同社のシステムうまく活用することで工数、コストメリットを享受できるかもしれない。
特に同社の機能の中でも特徴的とみられるHP連携サービス(OP)
特に大手チェーン店の管理においてはGoogleなど外部の情報連携はある程度システムでクリアできるものの自社HPの店舗詳細ページとの同時更新は課題としている企業も多い。
ただ一方でGoogleビジネスプロフィールは第三者の改ざんが可能な点から逆にGoogleビジネスプロフィールを基準としてしまうことでの弊害も危惧される。この部分をどのようにクリアしているかは興味深い。
▼自社の公式HP連携機能(オプション)
▼YahooMapにも対応(オプション)
コスト
自走式でのコストメリット創出がメインとなり、単純にまるっと運用全てを対策会社が請け負う他社とは提供価格だけで比較しづらいものの、大手企業であり自社専門部署で運用対応が可能な場合は同社システムを活用することで社内管理工数が大きく削減されコストパフォ-マンスとしては高いという声が聞かれる。
サポート体制
他社のようにすべてを同社で請け負うというスタンスとは一線を画しコンサルティングを行いながらも最終的にはクライアント側で管理運用を自走できる体制を目指すというサービス設計でありサポートも限定的。
システム面での強みは機能からも見て取れるが他社大手対策会社と比較すると営業・サポート部門での従業員数、現場での臨機応変な対応においては若干の不安は残る。
飲食業界では特にITリテラシー面で不安のあるオーナーやスタッフも多く、即時性を求められる業界であることからそのあたりは今後アップデートを加えていく必要があるかもしれない。
サービス詳細・キャンペーン関連情報
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